ベイカーとディラン

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北海道の雪の旅に、やすらぎと彩りを与えてくれた、チェットベイカーとボブディランの音源。

札幌に住むドラマーのだいちゃんが、彼のCDラックから引っ張り出して聴かせてくれた、僕が持たないアルバム2枚。

熊本に帰ったら、さっそくウッドストックに出向いて中古盤から探そうと思う。


いい旅だった。

時間や呼吸にゆとりを持たせることで、目の前に広がる風景がさらに輝きを放ち、かけがえのない出逢いと別れを見知り、人や自然との魂のやりとりに、じわりじわりと感動してゆく。


思えばこれまでは、慌ただしく駆け抜けるような旅が多かったかもしれない。

たまにはそんなのもいいが、僕には今回のようなゆっくりと味わいながら歩く旅のほうがお似合いだ。



この足跡が何処へ続いているのか知る由も無いが、なにか約束された未来に向けて、神が与えてくれた道を歩いているだけのような気がする。

宇宙における魂のさ迷いを人は人生などと名づけ、自ら切り開くものだと勘違いし傲りがちだが、僕にはとてもじゃないがそんな力はなく、ただ偶然の連続に流れ流れているだけだ。


おかげでまた無事であり、何よりも楽しかった。

ありがとう蝦夷のみなさん。

誇り高きアイヌの島。