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風邪をひき、ここにさん日寝込んでいた。

この時期、必ずと言っていいほど僕は風邪をひく。

ライブとライブの間に数日のいとまでもあれば、それが年の瀬に近ければなおさだ。
まるで風邪と申し合わせたかのようにベッドで合流する。

つらくはあるが、薬などに頼らずなんとか乗り越えてみれば、まるで生まれ変わったかのような気分になる。

だとすれば一体何度死に、何度生まれ変わったことか。


少しだけ調子が戻った今日は、温泉に入り、打ち合わせを一本。

それからひとり場所を移して、ランチの時間はとっくに過ぎたレストランの窓辺に腰をおろし、饂飩が出来上がるのを待ってるところだ。


このあとはラジオの生放送。

好きに構成させてもらえる番組だから、自分の曲と合わせて、今年よく聴いた曲も流したいと思い、いくつかCDも用意した。

今年最後の放送だ。


レストランの真横を流れる川を、大きな黒い鯉がひとりきりで横切っていった。
きっとたどり着かなければならない所があるかのような、ゆったりとした力強い泳ぎで。


少し体を休めたら、またあの鯉のように泳ぎたい。

歌の火を絶さぬように。