ジョン

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リペアすべきギターを預けに、馴染みのクラフトショップに行けば、ジョンという外国人の男に出逢った。

白髪の紳士。青い目をしたギターコレクター。


彼が言うには、日本の気候はギターにとってハードなコンディションなのだそうだ。

確かに九州の湿気のしつこさは、乾燥を好む楽器たちの音を奏でる気持ちを萎さてしまうのだろう。

ジョンのコレクションをいくつか見せてもらったが、1933年製のギブソンのオールドは、なかなかお目にかかれない代物だった。
ギターを愛するジョンの話振りとその眼差しに、僕はしばし時を忘れた。


ところで、アコースティックギターに触れることがほとんどの僕にも、今探しているエレキギターがある。

ギブソンの335。カスタムショップ。色は黒。

その気になればいくらでも見つけられるが、最良のタイミング、出逢いの時を待っているところだ。

いつかの日か、そいつを腕に抱いて歌う旅をしてみたい。