雪の旅路

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札幌でのライブを終えた翌日の深夜、苫小牧から津軽海峡を渡り青森へ。

八甲田のゲレンデ脇の駐車場では、僕と同じように冬の旅を楽しむケイソンとすれ違いざまのような挨拶と笑顔を交わした。


およそ6年ぶりとなる岩手は盛岡でのライブも終始和やかな雰囲気。懐かしい人達にも再会できたし、とにかく僕は最高の気分でワインを飲んだものだった。

翌朝に滑った素朴な下倉のスキー場も静かで良かった。

それから仙台の街中でライブをして、さらに南下、新潟の六日町を目指した。

湯沢の気のいいローカルスノーボーダー、たっちゃんのお宅は居心地が良すぎたので三日も厄介になった。

彼にはかぐらスキー場からエントリーするバックカントリーに案内してもらった。

この辺りの真冬には珍しい快晴の空に、新潟や群馬の美しい白い山並みがまばゆいほどに映えている。僕は雪の山道を登りながら、時々立ち止まってはそれに見入った。

今年初めの、文字通り滑り出しの旅はこれ以上ない内容だったと言えるだろう。

仲間と別れて東京へ帰る新幹線に乗り込んだが、雪はどうやら僕を追いかけてきたらしく、その週末の関東地方は記録的な積雪となった。

夜の横浜の街もまるで小樽のようだった。