New year days

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正月の三ヶ日は寝て過ごした。

寝て過ごしたとはいわゆる寝正月という呑気なものではなく、ぶっ倒れ、高熱にうなされていたのだ。

恒例の地元でのカウントダウンライブを終えたあたりから様子がおかしくなり、元旦の昼過ぎには寒気が収まらずそのまま布団に潜り込む始末。
39度の体温で嗚咽を漏らしつつ丸二日間ををなんとかしのいだものの、ようやく起き上がった途端に見舞われた震度5強の地震は、文字どうり泣きっ面に蜂というやつだった。

ただ、大きく揺れはしたが被害らしいものはなく、それはかえって解熱のきっかけになったかもしれないと思えるタイミングだった。

待ちわびていた長い休息がもたらしてくれた、デトックスの日々。
病院というものに極力行かないという誓いに忠実だから、それがなんなのかは分からないが、結局のところ完全に回復するまでにおよそ10日間を要したということは、おそらくインフルエンザのようなウィルスの類におかされていたに違いない。

でも良かった。
何もせず、というより何もできず、ただただ自分の体が元気になるまで休みたいだけ休ませることができたし、何よりこれまで以上にこの身を労ろうと決心できたから。

当たり前のことだが、楽器よりも前にこの体あってこその音楽だと痛感したのだ。

人は誰しも当たり前と思っていることほど、その有り難みを忘れがちだ。

自分自身も含め、身の回りの人や仲間、豊かさをもたらしてくれる自然の恵みに改めて感謝をしつつ、今年一年を始めたいと思う。