freedom

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その映像は、地震のおよそ二週間前に阿蘇の北外輪に広がる原野で撮影したものだった。

雑誌ブルーの企画で意気投合した映像作家のマサと、僕にとってパーマネントな存在になりつつあるアートディレクターのヒロキとの三人で、早朝の霞がかった穏やかな光に包まれてのシューティングだった。

あとから思えば、日の光をまともに受けとれたのはほんの数時間であり、幸運なことに僕らはそのタイミングにちょうど本番を迎えることができた。

撮影からふた月と経っていないが、随分前のことのようだ。

この歌には時を漂流する魂の緯度と経度が記されていると思う。

その舞台は阿蘇だった。

熊本の地から心を込めて、freedomを贈ります。